全国の大学、研究機関、スポーツセンター、介護施設などへの豊富な納入実績を活かし、最先端技術を取り入れて新開発した高性能生体電気インピーダンス測定装置です。
本装置は、1999年に開発された全身9セグメント分割の筋量測定装置「MUSCLE-α」の技術を、最新の計測技術とPC(Windows)環境で再現したものです。
従来の「MUSCLE-α」や「フィジオンMD」よりも、さらに高精度で安定した測定が可能になり、次世代を担う後継機としてご活用いただけます。
体組成測定
本モードは、全身を 9 セグメントに分割して骨格筋分布を計測します。この測定モードは、開発当時の研究用 MUSCLE-αと同一のアルゴリズムを搭載しておりますので、後継機としてご使用いただけます。
データ収集
本モードは、最新の計測技術を採用することにより、高度のインピーダンス情報を収集可能にしております。
①単周波(50kHz、250KHz)計測では、MUSCLE-αに比べて 10 倍の高速サンプリングを実現しております。
②多周波 3 波(5kHz,50kHz,250kHz)による計測も実現しております。
細胞内外体液量比(暫定版)
本モードは、多周波計測技術を用いて細胞内外液量比等の体液のシフトデータを収集可能にしております。
インピーダンス測定とは
インピーダンス測定とは、体内に微弱な電流を流し、その電気抵抗を測ることによって体組成を推定するものです。
脂肪組織と筋組織は、含まれる水分量が異なり、そのため電気の通りやすさも異なるわけです。
筋量計 MUSCLE-αⅡ では、四肢の各セグメント(上腕、前腕、大腿、下腿)を分類して推定することが可能です。
また、体脂肪率や除脂肪体重も推定することができます。
インピーダンスは体内の水分量の影響を受けて変動します。
信頼性
筋量測定法として最も信頼性の高いMRI法を用いて測定した四肢セグメント単位の筋体積と、生体電気インピ-ダンス法(BIA)により算出したインピ-ダンスインデックス(L2/Z)との間には、次の様な非常に高い相関が確認されております。
仕様
| 装置名称 | 多周波生体電気インピーダンス方式 筋量測定装置 |
|---|---|
| 型式 | MUSCLEαⅡ (MODEL IS-173) |
| 測定方式 | 3周波生体電気インピーダンス方式 |
| 誘導電極方式 | 仰臥位4肢誘導12電極法 |
| 入力項目 | 身長・体重・生年月日・性別・左右上腕長・左右前腕長・左右大腿長・左右下腿長 |
| 測定項目 |
体組成解析モード 体内筋肉量・体内骨量・体内除脂肪量・体脂肪量体内水分量・肥満度・BMI・基礎代謝量 分節の体組成解析 右体幹筋肉量、左体幹筋肉量身体バランス解析 上腕左右筋量比、前腕左右筋量比、上肢左右筋量比大腿左右筋量比、下腿左右筋量比、下肢左右筋量比 体幹左右筋量比、体型マトリクス ADL指標 大腿四頭筋筋量、大腿四頭筋最大筋力、体重指示指数(WBI) |
| インピーダンス測定性能 | 測定周波数:5KHz、50KHz、250KHz 測定電流:5KHz:200μArms 50KHz、250KHz:470μArms 測定範囲:10~1500Ω 測定精度:5、50KHz±1%±0.5Ω(50~1000Ω)、±2%±0.5Ω(その他の範囲) 250KHz:±2%±0.5Ω(50~1000Ω)、±3%±0.5Ω(その他の範囲) 測定表示分解能:粗測0.1Ω、精測0.01Ω |
| 電源 | 内蔵で駆動 (最大5時間連続測定可能) |
| 外形・寸法 | 本体:193×300×50(W×D×H)(mm) |
| 重量 | 本体:1.5Kg |
| 測定環境 | 温度:15~30度 湿度:30~85%RH(結露無きこと) |
| 構成品 | 本体、パソコン、ACアダプタ、接続ケーブル、電極ケーブル、電極クリップ、ディスポ電極、取扱説明書、保証書 |
当社の「フィジオンMD」は、MRI法と極めて高い相関を持つ、世界で唯一の部位別高精度筋量計(体組成計)です。
体の各部位の筋肉量を詳細に測定できるだけでなく、体脂肪量、骨量、水分量、基礎代謝量なども計測できます。
これらの測定結果から、個人の体型や体質を正確に把握し、左右のバランスを考慮した、きめ細やかな運動アドバイスを提供することが可能です。
仕様
| 測定方式 | 単周波生体電気インピーダンス方式(BIA法) |
|---|---|
| 誘導電極方式 | 仰臥位4肢誘導12電極法 |
| 測定項目 | 全身の体組成解析、分節の筋肉量解析、身体バランス解析、ADL指標 |
| インピーダンス測定性能 | 測定周波数:50kHz 測定電流:500μArms 測定範囲:10-1500Ω 測定精度:+/-1% +/-0.5Ω(50-1000Ω),+/-2% +/-0.5Ω(その他の範囲) 測定表示分解能:0.1Ω |
| 電源 | 本体:単3電池4本で駆動(最大5時間連続測定可能) |
| 構成品 | 本体、パソコン、パソコン関連付属品、接続ケーブル、電極ケーブル、鰐口クリップ、単3型充電池、充電器、電極シール(100枚入り)、取扱説明書、専用キャリーバッグ |
MUSCLEαⅡ(研究用)とは
動的インピーダンスのデータを時間軸、3周波でデータを取得しグラフ表示を行いますので、研究を目的として開発しております。例えば、嚥下、咀嚼などのデータ集積も可能かもしれません。
MUSCLEαⅡ(研究用)は、多様な測定モードが付帯されています。
次の3つのモードを搭載しております。
体組成測定
本モードは、全身を 9 セグメントに分割して骨格筋分布を計測します。この測定モードは、MUSCLEαⅡ(高精度筋量計)と内容は同一です。
データ収集
本モードは、最新の計測技術を採用することにより、高度のインピーダンス情報を収集可能にしております。
①単周波(50kHz、250KHz)計測では、MUSCLE-αに比べて 10 倍の高速サンプリングを実現しております。
②多周波 3 波(5kHz,50kHz,250kHz)による計測も実現しております。
細胞内外体液量比(暫定版)
本モードは、多周波計測技術を用いて細胞内外液量比等の体液のシフトデータを収集可能にしております。
仕様
| 装置名称 | 多周波生体電気インピーダンス方式 筋量測定装置 |
|---|---|
| 型式 | MUSCLEαⅡ (MODEL IS-173) |
| 測定方式 | 3周波生体電気インピーダンス方式 |
| 誘導電極方式 | 仰臥位4肢誘導12電極法 |
| 入力項目 | 身長・体重・生年月日・性別・左右上腕長・左右前腕長・左右大腿長・左右下腿長 |
| 測定項目 | 体組成解析モード 体内筋肉量・体内骨量・体内除脂肪量・体脂肪量・体内水分量・肥満度・BMI・基礎代謝量分節の体組成解析 右体幹筋肉量、左体幹筋肉量身体バランス解析 上腕左右筋量比、前腕左右筋量比、上肢左右筋量比、大腿左右筋量比、下腿左右筋量比、下肢左右筋量比、体幹左右筋量比、体型マトリクスADL指標 大腿四頭筋筋量、大腿四頭筋最大筋力、体重指示指数(WBI)データ収集モード 細胞内外体液量比解析モード |
| インピーダンス測定性能 | 測定周波数:5KHz、50KHz、250KHz |
| 測定電流 | 5KHz:200μArms 50KHz、250KHz:470μArms |
| 測定範囲 | 10~1500Ω |
| 測定精度 | 5、50KHz±1%±0.5Ω(50~1000Ω)、±2%±0.5Ω(その他の範囲) |
| 250KHz | ±2%±0.5Ω(50~1000Ω)、±3%±0.5Ω(その他の範囲) |
| 測定表示分解能 | 粗測0.1Ω、精測0.01Ω |
| 電源 | 内蔵で駆動(最大5時間連続測定可能) |
| 外形・寸法 | 本体:193×300×50(W×D×H)(mm) |
| 重量 | 本体:1.5Kg |
| 測定環境 | 温度:15~30度 湿度:30~85%RH(結露無きこと) |
| 構成品 | 本体、パソコン、ACアダプタ、接続ケーブル、電極ケーブル、電極クリップ、ディスポ電極、取扱説明書、保証書 |
筋量計ソフトのWindows10・Windows 11対応について
「Physion」で使用している筋量計ソフトは、これまで「Windows7(32ビット版)」に対応しておりましたが、2020年度より「Windows10」「Windows11」にも対応するよう改良いたしました。
WindowsXPやWindows7のパソコンをご利用中で、パソコンの故障や老朽化、プリンタードライバーの非対応などでお困りの方は、最新のパソコンでの測定をご検討ください。
バージョンアップ費用はかかりますが、Windows10・Windows11対応のソフトへの更新、新しいパソコンへの測定データ移行、パソコンのご購入まで、弊社がお手伝いさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。
下記備品は、貴施設にてご用意ください。
電極シール、プリンター(印刷が必要な場合)
※電極シールは、3M社Red Dat 2330(心電図検査用電極)ご使用ください。
2017年 テレビ朝日「林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル」
テレビ朝日「林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル」
『「長生き」と「筋肉」の関係を学ぶ特別講座!』にてMUSCLE-αⅡで筋肉量・体組成測定を行いました。
弊社、健康運動指導士の「鳥居和久」が出演しました。