AI診断支援システム事業とは、ナレッジデータベースを利用しながら、機械学習にて、正診に近づける診断支援を行うシステムを作成する事業です。弊社は、経年を通した血液情報、問診情報、自他覚症状等をAIで解析した統合型AI診断支援システムを目指しています。
現在、約7300疾患のデータを収集登録しています。疾患データをマシン・ラーニングの手法で作成した本格的なシステムです。次世代の電子カルテに必要不可欠な医療情報をデータ・セットとして搭載しており、診断のアドバイス機能を目指した“Doctor’s doctor” Systemです。診断支援システムの研究・開発者は、鳥越恵治郎医師で、昭和57年から現在まで約40年以上取り組んでおられます。弊社設立時、約30年前からのお付き合いです。弊社、健診システム(HEALSYS)にも診断支援のエンジンが搭載されています。
下記に、診断支援システムツールである一つをご紹介します。是非、興味のある方はお問合せ下さい。
鳥越恵治郎氏 プロフィール
昭和51年岡山大学医学部卒業、昭和59年鳥越医院開業、元井原市医師会長。
昭和57年よりAI診断、病名思い出しツールを開発 現在に至る。
鳥越恵治郎、他: 内科領域におけるコンピュータ診断の試み. 日本医事新報 No. 3131:29-31. 1984.
Torigoe K, Tokuda Y, Matsumoto K, Yasuda H : Evaluation of a Web-based Diagnosis Reminder System for Difficult Diagnostic Reasoning. JHS (2017) 5: 107-109.
Torigoe K, Tokuda Y, : Potential Usefulness of Diagnostic Reminder as Web-based Clinical Decision Support System.
Journal of Health Science 4 (2016) 297-303.
鳥越恵治郎、斉尾武郎:Ai利用医学診断学の未来に向かって. ジェネラリスト教育コンソーシアム vol.14 (pp.84-93), 2020.
栗山裕、他. 内科におけるコンピュータ利用診断支援システムによる診断改善. 岡山医学雑誌2019; vol. 131(1), pp.29-34.
特徴
(1)約7300の疾患を登録(世界最大級の疾患数)
(2)1260の症状・所見を登録
(3)約40万症例を登録したナレッジデータベースを利用
(4)機械学習(Machine Learning)の技術を導入
※機械学習(Machine Learning)とは、コンピューターに大量のデータを読み込ませ、データ内に潜むパターンを学習させることで、未知のデータを判断するためのルールを獲得することを可能にするデータ解析技術のことです。
近年、「AI(人工知能)」の一部に位置付けられている技術です。
機能概要
(1)症状拾い出し機能:症状等を入力し、病名判断ボタンを押すと、考えられる疾患(病名)の一覧が点数の高い順に表示されます。
(2)症状絞り込み機能:入力症状を追加・削除することにより病名を絞り込むことができます。
初期症状から経過観察していく過程で、各症状が軽減や変化する場合があるため、システムも同様に、入力症状を追加や削除ができます。
AI診断支援システム(DiagnosisML)専用ホームページ
リンク先 URL:https://office-mirai.co.jp/